もの書きの練習を手伝って

35歳の考えていることをつらつらと。

【書評】バカと付き合うな

タイトル:バカと付き合うな

著者:堀江 貴文、西野 亮廣

 

 

以下は読書メモに近いものです。

 

西野 亮廣

レールに乗る魅力や気持ちよさは、もう格別です。でもそれは僕の取るべきアプローチではなかった。

  会社員としてのレールにこのまま乗っていていいのか、乗り続けられるのかという不安は誰しもあると思っています。私の場合レールに乗っていても気持ちが悪いと感じるときが多いです。会社の理不尽なルールや慣例になぜ合わせなければいけないのだろう、これは変えてはいけないのだろうかと思うときが良くあります。でも会社にいるからこそ健康保険やボーナスがもらえているので助けられていることもありますが。

 

president.jp

 

西野 亮廣

無根拠な勘でブレーキを踏まないこと。

無根拠な勘でブレーキを踏む人とは仕事できないですね。

まだ同情する余地があるのは「前例がないから怖い」という意見。 

  少し違う話かもしれませんが、私はかなり決断が早いほうです。昨日もスーツを新調したのですが、何のために使うか・どうして買いに来たか・どんなスタイルに見えるものが良いかなどをぱっと話しました。それでスーツ上下とシャツ3枚を20分以下で買ったので店員さんにも驚かれました。

 

 私は無駄なことで悩んでいるより、違うことに時間を割きたいのです。なので仕事でもやり方に悩んだらすぐメールを打つか、電話をして有識者に意見を仰ぐようにしています。

 

 また会社では「実績」という言葉が良く使われているように思います。「それは実績があるから信用できる」、「実績がないからそれはできない」等。前例・実績がそんなに大事なんですかね。背景・根拠となるデータと背景がしていれば新しい試みをするべきだと思うのですが。

 

西野 亮廣

その常識に内的なロジックがないなら、たった一人の行動がその内実をばらしてしまうかもしれませんから。 

  会社では研究開発なので製造部の人に新しい製造方法を提案する仕事が多くあります。そのときになぜこの製法なのか、なぜこの工程が必要なのか、なぜこの規格なのか、なぜこの検査項目が必要なのか等を論理的に説明する必要があります。本当にこの本に書かれているように

ロジックこそ最大の支援者。 

 なのです。

 

 また自分の中にある無意識なロジック・行動原理を変えてくれる人がそばにほしいなと思いもします。大人になると性格を変えることは難しいとは言いますが、意識を変えることはできるとのことなので、その手助けをしてくれる人がほしいです。

 

堀江 貴文

人並み以上にたくさんの人と交流してきた経験から言えるのは自分を含めた、世の中の99%以上は凡人だということです。 

  私からすれば堀江さんは間違いなく天才だと思いますけどね。

 

 会社では部署の半数程度の人が博士卒です。学位がすべてではないと思いますが、研究に対する取り組み方が違うと思いますね。データのまとめ方、取り方、発表の仕方などは非常に参考になります。対して私は部署内外の調整力、発言力、発想力はあるほうだと思っているので、学位の違いがあってもみんなが凡人なのだ、自分と変わらないのだ、と思うようにしていきたいと思います。

 

堀江 貴文

小学校~大学で学校教育に16年間、それから企業に43年間。人生の時間を仮に80年とするなら、そのうち60年間近い期間、つまり人生の4分の3を、学校と労働に明け渡す。

それ、長すぎませんか?自分で考えて納得した配分ですか? 

 80年とすると40%以上は終わっていることになるんですね。そう考えると良い人生なのだろうかと思ってしまいます。会社は平日の定時時間を私から拘束しているわけですがそれに見合った給料を払ってくれているんですかね。と思います。なので前のエントリーで書いた謎プロジェクトのコラムを書くという名目で、このブログを書くネタを考えたり、自分で副業できないかを仕事中に考えることをぼーっとする時間にやっています。 

fuuu0421.hatenablog.com

 

堀江 貴文

無自覚に人の時間を奪うバカ

サラリーマンでも休日の日曜日に、つまり「自分の時間」に、会社から電話がかかってきたら、さすがに嫌でしょう?

 いや、サラリーマンでも普通に日曜日に電話かけてくる人いるんですよ。特に私の場合現場の人(土日、深夜帯も稼動している) と仕事をしていると当然のようにトラブルがあると電話がかかってきます。テレワークをしていても会社の電話を携帯に転送しているので普通にかかってきます。

 

堀江 貴文

自分の時間を差し出すことで、服従を表現する文化も大嫌いです。

社会学者の古市憲寿くんは、「手書きの手紙をよこしてくる編集者とは仕事」をしたくない と言っています

  これはグサりときました。ポストイットとかに「ありがとうございました。」などの簡単なコメントを書くようにしているのですが。。。まあ相手に敬意をもっているんだぞとあえて表現している意識はありましたね。

 

堀江 貴文

仕事とプライベート、どちらの時間の中でも、常識やマナーのために時間を取られていませんか?それは、自分の時間も他人の時間も奪う、誰得な時間ではありませんか? 

  これは最近気をつけていることがあります。

●プライベートで気をつけていること

 ・洗濯は1週間に1度にするようにすること

 (下着やTシャツ、靴下は1週間用意)

 ・自宅住みなことを気恥ずかしく思いすぎず、

  家事全般を親に任せるようにした

 ・自分の部屋はルンバで掃除することにした。

●仕事で気をつけていること。

 ・冬は毎日同じセーター・コートを着て出社する

 (どうせ作業着に着替えるので、服を選ぶ時間の短縮)

 ・基本事務作業をする建屋にいるようにし、

  実験する建屋にいくときはまとめて作業できるよう

  To Doリストを作ることにした

  (移動で往復40分程度かかるので。)

 

あとは変えれそうな事は基本、私の会社ではメールの文頭は「おはようございます。」で始めることになっているのですが、これを止めることから試してみようかなと思います。

 

【信用経済】 たくさんの信用を持っていれば、その分だけ人生の選択肢が増えて、その分だけ自由を獲得することができる。なぜなら信用が”換金”しやすくなったから。

 

これからは「信用経済の時代」。「お金持ち」ではなく「信用持ち」を目指そう。

  会社での仕事で言えば、信頼できる人に仕事が集まってきます。いかに会社内で仕事が早い人・信頼できる人と思われるかが働いていく上で重要になってきます(別に会社内での仕事が増えなくてもいいのだけど)。

 

 別でやろうとしている仕事に関しては、家族・親戚からの信用が第一の仕事内容になると思っています。あとは地域住民かな?ここら辺もどのように信頼を勝ち取っていくか模索していきたいと思います。(この別の仕事に関してもまとまったらエントリー書きますね)

 

 

バカとつき合うな

バカとつき合うな