もの書きの練習を手伝って

35歳の考えていることをつらつらと。

私が「記憶に残っている、あの日」

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

 

私にとって記憶に残っている日は正確には覚えていない。

というより、あの日からの1年はほとんど覚えていない。

 

高校2年の3月頃、急な連絡があった。

そのころ私には大好きな同じ部活の後輩がいた。

その子は細目で、クシャっとした笑顔をする人だった。

声が少し高めで、私のことをよくいじっていた。

当時はその子が大切で、その子に会えることが毎日の楽しみだった。

 

その子が、いわゆるおやじ狩りに加担して、捕まったという連絡が突然あった。

おそらく顧問の先生か、その子の同級生から聞いたのだと思う。

そこから私の生きている気力は、全くと言っていいほど失せてしまった。

 

私は3年生に進学したものの、クラスメートの人とはほとんど会話をしていないと思う。

それくらい1年が長く、つまらないものだと感じた。

 

その子が主犯格ではないことは間違いないということは分かっていた。

とても小柄で人当たりのいい性格でとてもじゃないけど人を傷つけて、お金を捕ろうとするような人間ではなかった。

主犯と思われる人も面識があった。

その人のことを私が許すことができたのは5年くらいかかったと思う。

 

その子からは今でも具体的にどんな処遇を受けたのかは聞いていないけれど、家庭裁判を受けたとは風の噂で聞いた。

そしておそらく軽犯罪で少年院にはいっていたのだと思う。

 

私自身は高校3年間が全く身にならなかったこともあり、受験に失敗し、浪人をすることになった。

これに関してはその子とは関係ないことなので、特に何とも思っていない。

 

その子は高校を1年間休学したのちに、3年生からやり直したのだと思う。

その後、その子も私も大学に通うことになった。

 

私は大学に通って就職してお金を貯めることを、全てその子のために行おうと思っていた。

アルバイトのお金を少しでもその子に送金して幸せな大学生活を送ってほしいと思っていた。

でも、そこまでするのは重いと思って結局は行っていない。

 

その子は大学に通い、楽しい大学生活を送っていることをFacebookで見ていた。

幸せそうならそれでいい。

私の思いは知らなくていい。

 

私の気持ちは少しずつ忘れていけるものだと思っていた。

 

 

私は会社を辞めることになり、転職して実家に戻ることになった。

そんな時にその子に勇気をもって連絡してみると、その子も実家に戻っていると連絡があった。

 

何かあったのかと思って他の友達も含めて、ご飯を食べることにした。

話を聞いてみるとその子はただの転勤だったようで、安心した。

あの頃と同じ私が好きな笑顔をする子のままだった。

でも少し瞳に輝きが無くなっているように思えた。

私の勝手な想像でしかないけれど、過去の経歴ゆえに、就職活動や会社での立場、恋愛などに支障が出ているのではないかと思う。

その子は結婚はしないかもしれないと言っていた。

私はそれが非常に悲しかった。

 

高校のころから考えると大好きだという気持ちは少しずつ薄れてきたようにも思う。

でもなんとか私が死んだときの資産をその子に渡るようにできないかと思っている。

そして高校の時から現在まで、私がPCやスマホで使うパスワードは私とその子の名前誕生日に関係するものになっている。

これを変えることがない以上、私はその子のことをずっと忘れられないのだ。

 

 

 

【書評】いのちの車窓から

タイトル:いのちの車窓から
著者:星野 源
 
【まとめ】
最初に、遅くなりましたが、星野源さん・新垣結衣さん結婚おめでとうございます。
この本を手に取ったときは逃げ恥のドラマが終わった後だったので、星野源さんのことを知りたくてすらすらと読んでいました。
年始のスペシャル版も見ましたが、相変わらずのお二人で微笑ましくなりました。
新垣結衣さんはブログの最後の方に書きましたが、本当に「普通」を持っている俳優さんなのですね。
このエッセイは星野源さんが経験した・感じたことをそのまま言葉にされていて、ご本人の活躍までの道のりを読んだ人にも味合わせてくれるような本です。
 
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以下は読書メモに近いものです。
 
ハマ・オカモト星野源の暗黙のルール
「ヘビーな怒りエピソードほど面白く、笑えるように」話すことだ。

 

怒りを笑いに変えれるようなそんな話ができる人が周りにほしいですね。どうしても愚痴大会になってしまって、そんなことできないですから。愚痴を言い続けていると止まらなくなり、結局何も残らなかったということが多々あります。もっと面白さに昇華して話せるようにしていきたいです。
 
あの頃、6畳一間の中のさらに狭い、2畳ほどのサイズまでしか聞こえない小さな音で作った曲を、広大な横浜アリーナで歌う。
あのとき「誰かに伝われ」と心から飛ばした電波は、幻想でも、ナルシスティックな妄想でもなかった。

 

星野さんって裏ではすごくナルシストという話はよく聞きます。エッセイや歌詞を書く人ってどこかナルシストでも良い気がしますが。自分に酔っているからこそ人を引き付けるような言葉を生み出せるのではないかと思います。一人暮らしって誰しも小さな部屋で住むことから始める気がします。いつかここを抜け出すんだ!という思いが星野さんの飛躍の原動力になったのではないでしょうか。

 
2013年のくも膜下出血の療養中、とにかく寂しかった。
ツイッターで名前も年齢もすべてが違う、いうなればフィクション・アカウント、「ニセ垢」を作ったのだ。
決めたことは4つ
・自分の名前や情報は絶対に出さない。
・ポジティブなことだけを書く。
・批判、批評は一切書かない。
・嘘は書かない

 

星野さんがTwitterをやっていたというだけでも衝撃ですね。私もTwitterをやってますがポジティブなことだけをつぶやくって意外と難しい。日本人は98%がネガティブだそうです。ネガティブながらも「ポジティブなことだけを発信するんだ」というのは読み手が不快にならないようにという思いがあってこそだと思います。 

 
鶴瓶さんの言葉
「残されたものが、その人を語り、バトンを繋いでいきますから。だから、人間は死んでも終わりじゃない。それが、今回私が言いたかったことです」

 

この言葉はすごく心に響きましたときました。人は誰しもいつか死んでしまう。でもそれを誰かが繋いでいけばその人は死なない。いつまでも生き続けられる。何かのドラマで聞いたセリフと似ていて「人が死ぬときは人生が終わったときじゃない。忘れられた時だ。」というのが印象に残っています。死というものはもちろん怖いですが、誰にもバトンを繋いでもらえなくなったら・忘れられてしまったら、一番悲しいですね。

 
新垣結衣という人
新垣結衣は「普通」の感覚を持っている本当に少ない人物だ。
彼女は、仕事場での誠実さを見つけ、さらには並大抵の俳優がたどり着くことができない、「普通」というものを自分の力で手に入れたのだ。

 

私がテレビの画面越しに見ていても新垣さんって普通を、普通に演技しているイメージがあります。それってなかなか難しいことで、何かしら演技臭さというものが出てきてしまうものなのですが、新垣さんは見事に普通を演じているように思います。逃げ恥で言えばみくりさんという人間があたかも現実にいて、その人が葛藤している姿を友達から聞いているような感覚になる。そんな演技をする人だと思っています。

 

【書評】ワタミの失敗

 
タイトル:ワタミの失敗 「善意の会社」がブラック企業と呼ばれた構造
著者:新田 龍
 
【まとめ】
この本を読んだのは私が2006年から2010年までアルバイトをしていたからというのもある。2008年に入社したばかりの女性社員が過労死自殺した時期ともろにかぶっているのである。その時の現状を知っている私からすると、この本の主張は現場を見ていないと思う。これがルポではないからだと思う。しかし、ワタミに関しては第1章の一部のみがメインで、大きな題材はブラック企業の実態に関してなので、その意味では十分に良書だと思う。
 
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以下は読書メモに近いものです。
 
従業員に対して、上司とのカウンセリング機会、年1回の健康診断、時間外労働が過多の場合は産業医との面談の機会などが用意されている。
 
これは上場企業としては当たり前なのでは・・・。まず時間外労働をしていた従業員が大半だったはずなので、それを全て産業医さんがさばけていたとは到底思えない。なので、産業医面談はしていなかったのでは?(だって閉店後に読書感想文書かせていてその時間は給料発生しないんだぞ。そしてほぼ平日5日以上は店に出ていて、会社での会議に出ているんだから、完全週休2日制度では絶対なかった。)
 
分かっていながら法律違反
サービス残業を強制
・有給休暇をとらせない
 
待遇が悪い
・昇給しない
・ペナルティ的な罰金制度がある
・経費や備品が自腹
 
労働環境が悪い
長時間労働、残業がずっと続く
・厳しノルマを無理やりやらせる
・従業員の行動監視、密航奨励

 

↑にあげたのはワタミ引っ掛かっていた。具体例をあげたらきりがないけど、「厳しいノルマ」に関してはエリアマネージャから相当な指導が入っていたし、「経費や備品」ではないけどその日に売れ残った廃棄しないといけない食材をアルバイトも含め、自腹購入させてたぞ(手伝いに行った店舗でもやっていた)

あとはその自腹行為なんだけど、私の今の会社も前の会社もあるので何とも言えない。というか私が自ら買ってしまうというのおあるのだけど。アマゾン・アスクル・モノタロウは駆使してます。
 
現在、労基署に持ち込まれる相談案件の数が多すぎ、実質的にさばき切れていない状態なのである。
 
そうでしょうね。私、労基署にパワハラ告発しに行きましたから。
まあ予想はしていましたが、パワハラの証拠になるものがないと難しいと言われました。
言われた発言リストは30件くらい持って行ったのですが、誰から・日にち・時刻等が明確じゃないと受け付けてくれないそうです。
でも「お願いですから電話をして指導勧告くらいはしてください」と懇願しました。
 
労基署から指導を受けたとしても、開き直る経営者がいるかもしれないが、そういった違法状態放置企業に対する処遇も厳しくなっている。先ほど述べたように労働基準監督局は東京と大阪に「過重労働撲滅特別対策班」を設置し、過重労働が常態化している企業に対して書類送検も辞さない構えで臨んでいるし、2016年に入ってからはこれまで異例とされてきた労働基準監督官による経営者逮捕も行われている。
 
この本は過重労働をさせている”企業”に対することを書かれているので、頷けるんだけど、社員としては過重労働をさせている上司やその上の上司を何とかしてほしい。それで私腹を肥やしている人たちがいるのが悔しい。前の会社の上司は私に過剰な量の仕事を与えて疲弊させながら、「お前を監視するために俺も残業しているんだぞ」と言い放ってきましたからね。しかもゲームしながら。
 
会社という「同質化したコミュニティ」の正体だ。よく言えば、「一体感のある社風」だが、言い方を変えれば、それが会社組織なら「ブラック」、教育機関なら「スパルタ」、宗教法人なら「カルト」などと言われることになるのだ。
 
この本ではワタミはそうではないと言っているけど、私からはどう見ても「カルト」だった。渡邉美樹という教祖に信仰しているわけではなかったかもしれない。でも渡邉美樹が掲げた経営理念に信じていたのだと思う。キリスト教で言えば聖書なのかな。
 
スティーブ・ジョブズは異様なまでに偏執的で、従業員を極限まで追い込んで製品を開発させていた。
アマゾン創業者のジェフ・べぞスも従業員に対して「想像を絶する重圧の中で仕事を強いる」「精神的及び身体的疾病を招きかねない」と批判もあった。
テスラ・モーターズのCEOイーロン・マスは「超多忙であれ」「週100時間働け」「リスクを負え」と檄を飛ばしている。

 

新しいものを作る・生み出す会社ってやっぱりそういうものなのかなとも思いつつ。おそらく創業当初は同じ理念を持った人たちと一緒に会社を立ち上げるのだから、多少無理を言っても仕事をこなしていくのだと思う。でもそれが拡大したにもかかわらず、それを理解してかしてないかはわからないが、同じように働くことを強いてしまうのかもしれない。
 

【書評】目立つ力 インターネットで人生を変える方法

 
タイトル:目立つ力 インターネットで人生を変える方法
著者:勝間和代
 
【まとめ】
こちらは読み返し本です。目立つためにインターネットをどう使いこなせばいいのか、どうしたらより目立つことができるのかを勝間さんの経験をもとに書かれている本です。
 
 
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目立つということは、自分を知ってもらう機会を増やすことで、それはそのまま、
「自分を知ってもらうためのコスト、すなわち、自分営業のコストを徹底的に下げることになり、自分に対して新しいチャンスを運んでくる鍵になる」

 

私は今、会社で悪目立ちをしすぎています(笑)。まあそれで新しいチャンスは確かに舞い込んできている実感はあります。しかし本業の仕事とは別な仕事(本業は研究職の仕事ですが、なぜかマーケティング・中期経営計画の策定などが降られています)が降りてきています。うまく経験を積んで、退職して活かすことができればいいかな、と思ってチャンスだと思うようにしています。
 
当時はまだ、ブログの技術がなかったため、自分自身でHTML(ウェブページを構成するための言語)を作り、Perl(パル)やCといった言語でプログラムを書いていました。
 
勝間さんプログラミングもできるというのがすごい。ひろゆきさんもそうですが、根幹にはやはりプログラミング技術が必要なのですね。学生の頃に勝間さんに憧れていたのですが、メンタルのこともあり、いつの間にか、あそこまで頑張れないという存在になっていました。でも少しずつ心身ともによくなってきている実感があるので、少しずつでも挽回できればと思っています。
私はビジネススクールに通っていて、授業中に興味のない話の時にどうやったら寝ないですむか、方法を探っていました。その方法のひとつが内職、すなわち、ブログを書くことだったのです。
 
これいつの間にか実践してました。つい最近オンラインでの学会に参加していたのですが、やはり自分が興味ない発表だと非常に眠くなったのです。オンライン開催なので、一日中ディスプレイを見つつ、スクショしまくることが仕事になっていたからでしょうか。そこで私はメール返信やChatツールへの書き込みなど同時にやることで、眠くなることを防いでいました。同時に物事をしようと思うと自然に頭がフル稼働状態になるものですね。上司がやっている2つの会議に同時に参加するも試したのですが、さすがに私はそこまではできませんでした。(笑)
 
ブログを中心としたインターネット・メディア戦略は以下の5つの手順で行っていきます。
1.コンセプトを決める
2.目的を決める
3.コンテンツを決める
4.読者を想定する
5.差別化を考える

 

目的は「収益化を目指している」というよりは、「承認欲求を満たすため・自分の感想をまとめるため」という意識が強いですね。求める先は見ていただける方を増やすという意味では変わらないです。
私はここ2、3日で気づいたのですが、「読者を想定する」ができていなかったですね。具体的にはすべての記事をある夕方頃に予約投稿していたのですが、ご飯食べた後とか仕事終わりに書評って読まないですよね。ただでさえ本を読む気力もないのに。なので、朝の投稿に変えました。Twitterの投稿も時間や140文字の内容をどうするかよく考えるようにしました。仕事でもそうですが「顧客目線に立つ」ことが何よりも大事ですね
 
目立つ力を使いこなすことで勝間さんは様々な仕事を増やしていったというのがよくわかる本でした。私も悪目立ちをし始めていますが、新しい仕事に前向きにチャレンジしようと(わずかに)思うことができました。

【書評】やる気ハックス

 
タイトル:やる気ハックス
著者:佐々木正
 
【まとめ】
やる気を高めるためには、継続させるためにはどうしたらいいか。そのためにはどんなツールを使ったらよいかが書かれている本です。この本は読み返し本ですが、いつの間にか私の中で染み込んでいて実践できていることと、できていないことがあったので、もう一度読んでよかったです。
 
 
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基本的に脳は、おいそれとやる気を出してはくれません。脳がやる気を提供してくれる条件は、4つです。
・報酬が見込めること
・他人からの賞賛が期待できること
・手順と見通しが明るい(予測できる)こと
・過去の記憶から楽しめることが明らかなこと

 

この中だと私は、「他人から賞賛が期待できること」がやる気出ますね。承認欲求の塊なので。「賞賛」というよりは「反応」があればそれでいいですかね。なのでメール、チャット、SNSとかは反応がないとすごく気になってしまうという悪い面も。でも発信し続けるということは大事だと思ってます!

 
特別に注視されることでやる気が出る心理的効果を、「ホーソーン効果」と言います。
 
これも↑と同じですね。最近はやる気が空回りしている気もしますし、変な仕事を振られることが多くなっています。仕事が増えることはある意味良いことなんかもしれませんが。やらされそうなのは
 
・一から市場調査の部署を作る
・社内シンクタンクを立ち上げる
・社内でリベラルアーツ教育を推進する
 
とかなのですが。リベラルアーツはむしろ私が学びたいのです。
 
自分に送られた「賞賛メール」を酔い返す
 
これは私も時々していますね。この内容を見て思ったのはメールの振り分けフォルダに「賞賛メール」のフォルダを作ってフラグ立てておくと良いかも。いつでも読み返せるように。私もやりますが、この方法はお勧めです。
 
Doingリストで「やるべきこと」を常に準備しておく
Doingリスト=今まさに目の前にあって、取り掛かる直前か取りかかっている最中のアクション

 

これは私はWordというアナログ?な方法でやっています。前日にTo Doを書いておいて、その日の朝にそのWordを開いて、今していることが優先順位何位のものなのかを意識しています。そして終わったら、取り消し線を引いて、自分の頭からいったん忘れるようにしてます。そして毎週週報を書かないといけないので、Wordを見返していけば、週報を書く時間も大幅に減らすことができます。
 
メールソフトを簡単に立ち上げられなくする
 
これよく聞きます。
メンタリストのDaigoさんも「朝は考える仕事からするのが重要。メールをチェックするような思考を伴わない仕事は生産性を落とす。」と言っているのですが、できないんですよ!リモートワークになってしまったために、朝の9:00から毎日ミーティングをすることになっているのです、必ずOutlookを開かないといけないのです。家で朝早く起きて文章を書くようにすればいいのだろうか。。
 
先送りされがちなタスクの名前を変える
 

 これもよく聞きます。多分GTDの本で見たのかな。私は実践しているのですが、一緒に仕事をしている先輩が実践してくれない。先輩と自分がガントチャートを共有しているので、先輩の仕事が進まないと全体の仕事が遅れてしまうのです。

 
私にとってはほとんどがすでに実践していることでしたが、もし読んでいただいて、活かせそうなことがあればうれしいです。