ポストコロナ時代の生存戦略とデジタルコミュ力
ポストコロナ時代に求められるコミュ力とは
2020年はコロナ蔓延に伴い、シフト勤務・テレワークの推進がなされた年でした。
2回目の緊急事態宣言が出た以上、この状態は2021年も引き続き続くでしょう。
またテレワークを推進したほうが
・オフィスコストを削減できる
・通勤手当を削減できる
・採用費を削減できる
という効果があるので、コロナが収まったとしても継続する企業は多いでしょう。
テレワークに伴い、企業で行われている、取り組もうとしていることとしては
・Web会議での打ち合わせの実施。
・メール、Chatツールの活用による社内情報共有の活発化。
・営業活動の簡素化
・仮想オフィスでのコミュニケーション
・交通費の廃止と在宅勤務手当ての支給
があげられると思います。
しかし、シフト勤務・テレワークにも、
・社員同士のコミュニケーションの低下
・テレワークでのライフワークバランスの乱れ
・残業増加
・職種によっては簡単に勤務形態を変えることは難しい
などの課題は依然としてあります。
私の会社の場合、製造に関わる社員はテレワークをすることが不可能なので、それ以外の部署がテレワークをする人数を増やすことで全体としてのテレワーク推進率を上げるようにしています。
上記にあげた中でもコミュニケーションはポストコロナ時代の大きな課題であり、それを補うものとして、ITツールを活用していくことが非常に重要であると考えられます。
コロナ対策とはずれますが、SNS、出会い系・婚活ツール、オンラインチャット・無料通話ツールはいまや使い分けが難しいほどにiOS端末であればApp Store、Andoroid端末であればGoogle Playに溢れています。
これらに精通しているいわゆる「ガジェット通」と呼ばれる人であれば自身にあったアプリ・ツールを使いこなしていると思います。
これらの人を「デジタルコミュ力の高い人」と定義させていただきます。
しかし、これらのアプリ・ツールにアレルギーのような症状を示すひとも一定数います。
たとえば、
・どんな文章を書いたらよいかわからない。
・自分が撮った写真を共有したところで意味があるのか。
・世界中に発信されてしまうのが怖い。
・自分に合ったアプリ・ツールがわからない、調べることも億劫である。
・そもそも通知が鬱陶しく、アプリ・ツールを使うことをやめてしまう。
と考える人もいます。
これらの人はコミュニケーションツールを使うことに躊躇いがあり、チャレンジすることも諦めてしまう例が多くあります。
これらの人をデジタルコミュ力の低い人」と定義させていただきます。
これらの中間の人物としてツイッタラー、インスタグラマー、Youtuberといわれる特定のツールに精通している人が存在すると考えています。
この中でも一部の人々は画像、動画編集に慣れており、3Dモデリングを用いたバーチャルYotuber(VTuber)を行っている人もいるので一概に中間層に分類できるわけではないとは思います。
しかしデジタルコミュ力の乖離は明確になってきており、今後新たなアプリ・ツール
が生まれていくほど格差は広がっていくものと考えています。