もの書きの練習を手伝って

35歳の考えていることをつらつらと。

大人になるということは・・・

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

 

大人になるということは

①頑張っても誰も褒めてくれなくなるということだ。

②思ったことを口にできなくなるということだ。

③悩みがあっても誰も相談に乗ってくれなくなるということだ。


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①頑張っても誰も褒めてくれなくなるということだ。

  子供のころは何をやっても褒められていた。テストで100点を取ったとき、自転車にはじめて乗れたとき、大会で優勝したとき、希望した学校に受かったとき。いつも誰かが褒めてくれ、また喜びを分かち合ってくれた。

 

 大人になると仕事で頑張ることは当たり前だ。成果を出すことは自身の評価を上げるために必要なことだ。細かな改善をして仕事が効率に周るようになったとしても、誰も褒めてはくれない。達成感がまったくないのだ。

 

 だからこそ自分自身で褒めてあげることは重要なのだろう。何かを達成したときにデザートを食べたり、好きな映画を見たり、好きな音楽を聴いたり。何かしら「よく頑張ったね」をしてあげることが自己肯定感をあげるために必要なのだと思う(自戒)。

 

②思ったことを口にできなくなるということだ。

 若いころは思ったことをすぐに口に出すタイプの人間だったと思う。やりたいこと、なりたい人間像、アイデアを気軽に発言できていたと思う。人に話すことで満足感を得られていたし、それに意見をもらうことで、自分の考えを修正することができていた。

 

 大人になると発言に責任が伴う。たとえば顧客・関係業者との会話で不用意な発言をしようものなら、白い目で見られる。またアイデアを気軽に出しても、「何かと何かの組み合わせではなく、もう少し新規性のあるアイデアを出してくれ」と言われる(何のためのブレインストーミングなのか)。

 

 なので私にとってTwitterは欠かせないものになっている。一応好きなことをいくらでも発言できるし、周りもそうしているので深く考える必要がない。ゲームのことと真面目ことをごちゃまぜにしたアカウントになっているが、To Doもそうだが、ひとつにまとめているほうが良い面もあると考えている。

 

③悩みがあっても誰も相談に乗ってくれなくなるということだ。

 子供のころは、何でも周りに相談できた。勉強の仕方やいじめ、先生の愚痴など聞いてくれる相手はいくらでもいた。私はどちらかというと聞く側であったが、高校生のころコンビニの前で1時間ほど友人の恋愛話を聞いていたのが非常に懐かしい。その日は雪が降っていたのだが、友人の恋愛話より、そのとき見ていた雪景色が印象に残っている。

 

 大人になると悩みがあってもそれは自己解決するものだ、その力は既に備わっているはずだという扱いをされる。仕事においても自分で考えて解決白というわれる(まあそれで上司が思っていた方法でない形で解決しても、怒られるので理不尽ではある。)。私はメンタル系の病気であることもあり、カウンセラーやリワーク施設で「もっと自分の悩みを周囲に打ち明けたほうがいい、オープンな心を持ったほうが良い」といわれたわけだが、実際それを聞いてくれるほど周りは暇ではないのだ。結局悶々として、うずくまっていまう。

 

 悩みといっても深く考え込む悩みと、気楽な悩みがあり、できるだけ深く考え込む悩みを気楽な悩みに変換することが必要なのだと思う。たとえ仕事で失敗をしても「結局解決したからいいや」、「他の人もやるミスなのだからいいや」と思えるようにすることが一番なのだと思う。

 

世知辛い世の中じゃなー