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35歳の考えていることをつらつらと。

【書評】無敵の思考

 

タイトル:無敵の思考

著者:ひろゆき[西村博之]

 

 

以下は読書メモに近いものです。

 

幸せに感じる「3時間」がゼロに近くなってしまったら、それこそ奴隷に近い状態だと僕は思うんですよ。

 

幸せに感じる=自分の時間がゼロになってしまうという経験は前職でありました。土日も仕事のこと(PCを持ち帰り書類を作ったり、会社にこっそり行って実験をしたり)をやっていたり、常に会社のワークに頭も身体も奪われていました。上司から「お前はロボットだ」と言われたこともありましたが、まさしくそうだったと思います。私も休職をしているときに、あれは強制労働だったのではないか、と思っていました。

 

www.kisoku.jp

 

最悪の状況を考えておいて、「それでもちゃんと暮らせるよね」という想定ができていれば、リスクを取っておもしろいことにチャレンジできます。

 

考えていてチャレンジをしたいのだけど、現在周りから会社を辞めることを絶賛止められ中。病気のこともあるけれど、私があまりにも無謀なことをやろうとしているからだと思う。あとは「〇〇さんのバックアップとして働いてほしい」みたいなことを言われたけど、それって〇〇さんに何も起こらなければ一生必要のない人間になれって言ってることだと思うのだけれど…。私はチャレンジしたい。

会社を辞めて別の仕事をすることだけが、チャレンジなわけではないけれど。

 

「あ、怒ってる、怒ってる」と思って、どうせ殴られたとしても、致命傷にならない殴られ方をしておけば、被害者ポイントが稼げるわけです。

 

この辺はひろゆきさんの考え方のすごいところだな。私の考え方だと、「怒らせてしまったらどうしよう」とか「怒っているのかな」という不安を常に考えている。怒らせてしまっても結局はどうってことない(多少仕事に支障が出るかもしれないが)という考え方も必要なのかも。今の会社って「俺は怒っているんだぞ」と相手を脅迫して仕事をさせようとする人が多い気がする。

 

コンスタントに「70点」を叩き出す

~中略~

「100店の人が徹夜続きで疲れている」となると、その人は能力値が下がっていて60点とか70点になったりします。

 

この後に誰しも「100点の日もあれば50点の日もある」と書かれていますが、そうですよね。私が双極性障害だからということは関係なく、人にはムラがあるはずなのです。それをメンタルクリニックの先生はあたかもひどい状態化のように受け止めすぎているように思います。一昨日の通院の日に先生から「ちょっと前向きな考え方なのが気になりますね。」って言われたのですが、「私は前向きになったら、いけないんかい!」と突っ込みたくなりました。

 

「好きすぎること」で食わない

~中略~

そんなに好きじゃない仕事で8時間だけ働いて、家に帰って趣味をする人の方が、たぶん人生は幸せなのかもしれません。

 

今は若干、趣味が仕事になりつつあるけど、本業は別のところにあるのでとりあえず大丈夫なはず。でも本業のこと(論文や会社資料を読んだり)を家でやらないとついていけない現状があるので、何ともいえない。

 

僕がいたのは、東京都北区の霧が丘団地だったのですが、との施設なので、収入が少ない人を優先して入れていたようです。

なので、働いていない人がざらにたくさんいました。

 

こういう環境を子供のころに見ていたら、少し違ったのかなと思いました。2回休職した時もそうですし、1社目を退職して次の会社に入社するまでの6か月間あったのですが、すごく一目を気にしてました。あの家ずっと車が止まっているとか、いつも電気がついているとか、思われていないか非常に気にしていました。それでもランチは近くの中華料理屋に毎日通ってましたが。だっておいしいんだもの。

 

自分の一番理想的な生き方を考えてみたら、「やりたいことをずっとやって、ずっとやり続けて、やり続けた体勢で寝る」というのが最高だと思っています。

この項で書かれているのは外に出るのが好きじゃない人は無理して外に出なくても良いというお話なのですが、本心では私もあまり外出は好きではないですね。でもアウトドアの方がよく、インドアな人は根暗だという固定観念があるから、結局何かしらの理由をつけて外に出ていますね。最近は緊急事態宣言もあるので、堂々と家に入れますけどね。

 

もともとは本の帯にあった「絶対に論破されない」という強い意志や論理的な思考について書かれているのだと思っていましたが、全体を通して私が興味を持ったのは、こういう考え方をした方が楽に生きれるというところでした。

 

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無敵の思考

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