もの書きの練習を手伝って

35歳の考えていることをつらつらと。

【書評】学び続ける力

 

タイトル:学び続ける力

著者:池上 彰

 

 

以下は読書メモに近いものです。

 

ヒアリングマラソンは、一年間で計1000時間の英語に浸れば、英語力が向上するというコースです。一年間に1000時間ということは、毎日3時間、聴かなければなりません。

 

 これは、アルクのコースのことですが、池上さんもヒアリングマラソンやったことあったのか。私は途中で挫折した記憶が。。今からもう一回始めることもできるとは思うのですが、私の家に山のようにあるTOEIC対策本をとりあえずは消化してから考えます(というかそのころにはコースに申し込む必要がなくなるといいんだけど)。

 

 

www.alc.co.jp

 

私は、54歳でNHKを辞めました。

辞めた理由の第一は、本を書く仕事が楽しくなって、二足のわらじはこれ以上無理だなと思ったからです。もう一つは、50代半ばのいまならまだ、新しいことにチャレンジできる、勉強もできるという思いがあったからです。体力的にも海外取材も行けるのではと考えました。

 

 私が池上さんを知ったのはテレビでニュース解説をしだしてからなのだけど。と思って池上さんのwikiを調べてみたけど、確かにNHK辞める前からたくさん書籍を書かれていたのですね。50代半ばでチャレンジ・勉強・海外取材ができると思えるのはすごい精神だなと思います。

 

 

ja.wikipedia.org

 

テレビ解説と講義

~中略~

テレビは、生放送は別としていわゆるニュース解説番組は通常収録です。うまく編集してつなぐことに散って緩急をつけることができます。その点、大学の授業は90分、自分で緩急をつけなければいけません。

~中略~

東工大の学生はそこまでしなくても、30分は集中して聴くことができるでしょうが、やはり工夫が必要です。90分の授業なら、3つ程度の塊に分けて教える工夫をした方が、集中して聴いてもらえます。

 

 テレビ(動画)の編集に関しては現在学び中なので、やはりうまく緩急をつけるのが必要なんだなと思いました。今会社でやっているニュース配信も無機質にやっているとなかなか興味を持ってくれないだろうなと思い、いろいろ工夫をしているのですが…。日刊と夕刊に分けてみるとかを考えていたり(そのために昼休みを休まずに作業したり、わざと18時まで残業してそこから夕刊を書くというすごく意味のないことをしようとしてますが)。はてなブログみたいに予約投稿機能が欲しい。

 

私の講義のレジュメは、A4サイズの紙一枚に、キーワードを並べただけのものです・

~中略~

レジュメをシンプルにしているのは、これが「話の地図」だからです。地図は一目でわかりやすい方がいいですから。

~中略~

例としてあげたレジュメには「アメリカは宗教国家」とだけ書いています。

 

 以前から記事で書いている社内シンクタンク構想では通話会議でファシリテーターをやらされることがあるのですが、こういうレジュメがあったほうが良いですね。初回はいったい何から始めたらよいか全くわからず困惑したままやったら散々な結果でした。別の部署のおえらいさんから「もっと話を回す人や参加者が内容を理解してから、議論を進めた方がよい」という名指しの文句を言われるという。

 

 愚痴をいうとそもそもこのシンクタンク構想はいろいろなアイデアを散りばめているような企画で私の役割はそのアイデアの種となるようなニュースを紹介するという立ち位置だと認識していました。だから一つのアイデアを掘り下げるための司会をやれというのがそもそもに無理だったのです(しかも一番興味がない話題だったので猶更)。今後のやり方は要検討です。

 

 

fuuu0421.hatenablog.com

 

今の時代に三池炭鉱について教える

~中略~

というのは、60代半ば以上なら、三池炭鉱の闘い、労使の対立、第二組合の分裂などどいったことがリアリティを伴って受け止めてもらえるでしょうが、今の学生にとってはピンと来ないからです。

 

 私もピンと来てないですね。↓にwikiを貼っておきました。会社でスト権に関して賛成・反対の投票が1年に一回来るのですが、何も考えず賛成に〇をしてますね。私個人の考えですが、どうせストライキを起こすようなことはないんでしょ。と思っているからです。それよりも基本給の交渉もまともに行ってないし、定期的な活動の報告もない組合に毎月組合費を取られていることの方が嫌で仕方がない。

 

ja.wikipedia.org

 

現在の日本では、研究を主とする大学と教育を主とする大学に二極化しています。

~中略~

もし自分の大学が教育にあまり力を入れていなくて事業がつまらないと思うなら、自分で何とかしなければいけないということです。

 

 これは会社でもいえる事なきがする。私の会社の先輩はプレイヤーとしてもう出来上がっている人がほとんどで、仕事を後輩に教えるという気があるとは思えない。というかそもそも教育するための資料がない。自分で勉強しなければいけないとは思うのだけど、もう休職をしていた期間も含めて3年働いていて、会社でやっていることの中で、自分のテリトリーの知識はそこまで低くないと思うのだけど、それ以外はもうどうやっても埋まらない気がしてならない。勉強しようと思っても、初歩的なことから分からないのでどうしようもない。なので、自分が伸ばせると思う方向にだけ注力しようかなと。

 

技術者の生き方を考える授業

2年生以上を対象にした「現代世界の歩き方」の最終回では、それまでと講義のスタイルを変え、ビジネス誌日経ビジネス」に掲載された記事「私がサムスンに転職したわけ」(2012年7月9日号)を読み、全員参加で議論しました。 

~中略~

「この筆者の技術者としての生き方や選択をどう思いますか?」と尋ね、次の3つのいずれかに手を挙げてもらいました。

1 この筆者の生き方に賛成、共感する

2 この筆者の生き方に反対、共感しない

3 わからない

 

 私も投票形式で議論をさせるのが良いと思って、試行錯誤しているのだけど。なかなかうまくいかない。んーこの池上さんのように一つお題になる記事をあらかじめ用意しておいて、それについて通話で議論をする形式をとるか…。いまいち進め方がわからない。

 

南アフリカ共和国では、アパルトヘイト(人種隔離政策)の時代、差別反対運動の旗手ネルソン・マンデラ氏は獄中にありました。それが、白人最後の大統領、フレデリック・ウィレム・デクラークアパルトヘイトを廃止。誰でも選挙に参加できるようになり、マンデラ氏は釈放され、その後、大統領になりました。

 

 この後、韓国の例もあげ軍事政権から民政に移管したお話が書かれているのですが、私は世界史・世界の状況にあまり興味がなく…。なので、このブログを書きながらそんなこともあったのかという風に振り返っています。アウンサンスーチーさんのこともこれを機会に調べてみる…か…。

 

www.cnn.co.jp

 

 この本を読んだのは初版で買っているので2013年に読んでいたのだと思いますが、8年たって読み返してみると、今の現状と照らし合わせて昔に読んだ時とは違う感想を持てるので、本はやっぱり偉大だなと感じました。だから私の部屋は本で埋め尽くされている。。。断捨離したい。

 

 

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