【書評】いのちの車窓から
あの頃、6畳一間の中のさらに狭い、2畳ほどのサイズまでしか聞こえない小さな音で作った曲を、広大な横浜アリーナで歌う。あのとき「誰かに伝われ」と心から飛ばした電波は、幻想でも、ナルシスティックな妄想でもなかった。
星野さんって裏ではすごくナルシストという話はよく聞きます。エッセイや歌詞を書く人ってどこかナルシストでも良い気がしますが。自分に酔っているからこそ人を引き付けるような言葉を生み出せるのではないかと思います。一人暮らしって誰しも小さな部屋で住むことから始める気がします。いつかここを抜け出すんだ!という思いが星野さんの飛躍の原動力になったのではないでしょうか。
2013年のくも膜下出血の療養中、とにかく寂しかった。ツイッターで名前も年齢もすべてが違う、いうなればフィクション・アカウント、「ニセ垢」を作ったのだ。決めたことは4つ・自分の名前や情報は絶対に出さない。・ポジティブなことだけを書く。・批判、批評は一切書かない。・嘘は書かない
星野さんがTwitterをやっていたというだけでも衝撃ですね。私もTwitterをやってますがポジティブなことだけをつぶやくって意外と難しい。日本人は98%がネガティブだそうです。ネガティブながらも「ポジティブなことだけを発信するんだ」というのは読み手が不快にならないようにという思いがあってこそだと思います。
鶴瓶さんの言葉「残されたものが、その人を語り、バトンを繋いでいきますから。だから、人間は死んでも終わりじゃない。それが、今回私が言いたかったことです」
この言葉はすごく心に響きましたときました。人は誰しもいつか死んでしまう。でもそれを誰かが繋いでいけばその人は死なない。いつまでも生き続けられる。何かのドラマで聞いたセリフと似ていて「人が死ぬときは人生が終わったときじゃない。忘れられた時だ。」というのが印象に残っています。死というものはもちろん怖いですが、誰にもバトンを繋いでもらえなくなったら・忘れられてしまったら、一番悲しいですね。
新垣結衣という人新垣結衣は「普通」の感覚を持っている本当に少ない人物だ。彼女は、仕事場での誠実さを見つけ、さらには並大抵の俳優がたどり着くことができない、「普通」というものを自分の力で手に入れたのだ。
私がテレビの画面越しに見ていても新垣さんって普通を、普通に演技しているイメージがあります。それってなかなか難しいことで、何かしら演技臭さというものが出てきてしまうものなのですが、新垣さんは見事に普通を演じているように思います。逃げ恥で言えばみくりさんという人間があたかも現実にいて、その人が葛藤している姿を友達から聞いているような感覚になる。そんな演技をする人だと思っています。
【書評】ワタミの失敗
従業員に対して、上司とのカウンセリング機会、年1回の健康診断、時間外労働が過多の場合は産業医との面談の機会などが用意されている。
分かっていながら法律違反・サービス残業を強制・有給休暇をとらせない待遇が悪い・昇給しない・ペナルティ的な罰金制度がある・経費や備品が自腹労働環境が悪い・長時間労働、残業がずっと続く・厳しノルマを無理やりやらせる・従業員の行動監視、密航奨励
↑にあげたのはワタミ引っ掛かっていた。具体例をあげたらきりがないけど、「厳しいノルマ」に関してはエリアマネージャから相当な指導が入っていたし、「経費や備品」ではないけどその日に売れ残った廃棄しないといけない食材をアルバイトも含め、自腹購入させてたぞ(手伝いに行った店舗でもやっていた)
現在、労基署に持ち込まれる相談案件の数が多すぎ、実質的にさばき切れていない状態なのである。
労基署から指導を受けたとしても、開き直る経営者がいるかもしれないが、そういった違法状態放置企業に対する処遇も厳しくなっている。先ほど述べたように労働基準監督局は東京と大阪に「過重労働撲滅特別対策班」を設置し、過重労働が常態化している企業に対して書類送検も辞さない構えで臨んでいるし、2016年に入ってからはこれまで異例とされてきた労働基準監督官による経営者逮捕も行われている。
会社という「同質化したコミュニティ」の正体だ。よく言えば、「一体感のある社風」だが、言い方を変えれば、それが会社組織なら「ブラック」、教育機関なら「スパルタ」、宗教法人なら「カルト」などと言われることになるのだ。
スティーブ・ジョブズは異様なまでに偏執的で、従業員を極限まで追い込んで製品を開発させていた。アマゾン創業者のジェフ・べぞスも従業員に対して「想像を絶する重圧の中で仕事を強いる」「精神的及び身体的疾病を招きかねない」と批判もあった。テスラ・モーターズのCEOイーロン・マスは「超多忙であれ」「週100時間働け」「リスクを負え」と檄を飛ばしている。
【書評】目立つ力 インターネットで人生を変える方法
目立つということは、自分を知ってもらう機会を増やすことで、それはそのまま、「自分を知ってもらうためのコスト、すなわち、自分営業のコストを徹底的に下げることになり、自分に対して新しいチャンスを運んでくる鍵になる」
当時はまだ、ブログの技術がなかったため、自分自身でHTML(ウェブページを構成するための言語)を作り、Perl(パル)やCといった言語でプログラムを書いていました。
私はビジネススクールに通っていて、授業中に興味のない話の時にどうやったら寝ないですむか、方法を探っていました。その方法のひとつが内職、すなわち、ブログを書くことだったのです。
ブログを中心としたインターネット・メディア戦略は以下の5つの手順で行っていきます。1.コンセプトを決める2.目的を決める3.コンテンツを決める4.読者を想定する5.差別化を考える
【書評】やる気ハックス
基本的に脳は、おいそれとやる気を出してはくれません。脳がやる気を提供してくれる条件は、4つです。・報酬が見込めること・他人からの賞賛が期待できること・手順と見通しが明るい(予測できる)こと・過去の記憶から楽しめることが明らかなこと
この中だと私は、「他人から賞賛が期待できること」がやる気出ますね。承認欲求の塊なので。「賞賛」というよりは「反応」があればそれでいいですかね。なのでメール、チャット、SNSとかは反応がないとすごく気になってしまうという悪い面も。でも発信し続けるということは大事だと思ってます!
自分に送られた「賞賛メール」を酔い返す
Doingリストで「やるべきこと」を常に準備しておくDoingリスト=今まさに目の前にあって、取り掛かる直前か取りかかっている最中のアクション
メールソフトを簡単に立ち上げられなくする
先送りされがちなタスクの名前を変える
これもよく聞きます。多分GTDの本で見たのかな。私は実践しているのですが、一緒に仕事をしている先輩が実践してくれない。先輩と自分がガントチャートを共有しているので、先輩の仕事が進まないと全体の仕事が遅れてしまうのです。