【書評】EVERNOTE 情報整理術
タイトル:EVERNOTE 情報整理術
著者:北 真也
以下は読書メモに近いものです。
私は少なくとも8年以上はEVERNOTEを使ってますね。Webクリップがしやすい。はてなも使ってはいるんですが、検索性が悪いのと、記事が削除されてしまうと見れなくなってしまうのが痛いのです。
この本もだいぶ前に買ったものですが、書評としてまとめます。2011年3月10日 初版 第一刷発行、2011年4月1日 初版第二刷発行で買っているので大分興味があったんだなーと思いつつ、こんなに古い本なのか!と驚愕しました(でもいい本なので引っ越ししたりしても残っているという)。
「これだけは絶対に忘れたくない」と思ったことはありませんか?~中略~それを実現するために行うことは「忘れない努力」ではなく、忘れることを前提とした「必要な時に思い出すきっかけを与える仕組み」を構築することなのです。
今となってはAndroidのフォトアプリとかで「3年前の写真を見返してみませんか?」のような通知が来ますが、当時はそんな機能なかったなーと思いつつ。あとほかの本でもよく見ますが、できるだけ脳に残しておくデータを外に出し、脳では考える仕事だけをするようにすることが大事だと思います。そのためにはEvernoteは最適なツールだと思います。
Evernoteは次の3つの特徴から脳の苦手分野をサポートしてくれます。
・情報を正確に瞬時に保持し、絶対に忘れることはない
・必要な時に必要な情報を引き出すためのしくみが用意されている
・いつでもどこでも情報にアクセス可能
この「絶対に忘れることはない」は上記したWebクリップで助かる面ですね。ほかの箇所でも書かれているのですが、「自分が1ミリでも興味を持った情報は参考しりゅおとして残したい。」という気持ちが常にあります。今はジョルテというスケジューラアプリに適当に放り込んでいるのですが、これまた検索性が悪いので、どこかのタイミングでEvernoteに移したい。また当時、図書館やコワーキングスペースなど色々なところで作業することがあったのでどこでもアクセス可能なのは非常に便利でした(あの頃Googleドキュメントってなかったような)。
日本では主にタスク管理の方法論として多くの支持をえているGTD(Getting Things Done)を紹介します。
まずGTDでは次の5つのフェーズに分けて情報に向き合っていきます。
①収集フェーズ
②処理フェーズ
③整理フェーズ
④レビューフェーズ
⑤実行フェーズ
これまた当時、GTDはまったなー。当時大学院生だったけど、GTDの本を読んで活用していた。見てみて覚えていなかった処理フェーズについて書いときます。
処理フェーズ:集められた情報1つひとつに「これは何か」「行動を起こす必要はあるか」を問いかけていき、その情報に対して、自分が何をし、何を考えなければいけないかを明確にします。
最近処理フェーズの作業できてないですね。To Doを書き出す・調べる必要があること収集フェーズはできているのですが、処理フェーズができていないのでうまく実行フェーズに移れていない。そしてEvernoteのinboxはものすごく溜まっている(笑い事ではない)。はてなブックマーク化しているんですよねー。今思い返すと、2021年の目標にEvernoteを整理するって書いてた。
Evernoteの整理の仕方
Evernoteへのインプット情報はいったんすべてInboxに収集
・Active
インプット情報の内、今後も変更などを加える場合はActiveノートブックへ
・Archive
今後変更を加えることがない資料はArchiveノートブックへ
・Output
実際にアウトプットしたものはOutputノートブックへ
なるほど、このホウンにはこの4つの分類が書いてあったのか。ネットで調べると書きしますが、ものすごい量のノートブックを作っている人もいて、どれを参考にしたらよいか迷っていて、整理できていない感もある。
ここまではこの本の内容であとは私がEvernoteに残しているEvernoteの使い方のサイトを書いておきます。